Vol.4 冬休みラストキャンプin 成田ゆめ牧場1

冬休み最後のキャンプ場に選んだのは自宅から1時間ちょっとで行ける千葉にある成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場。

成田ゆめ牧場といえば昨年の夏、広大なひまわり畑を見に行ったわけだが、牧場に入る時の入場料に加え、ひまわり迷路入場料も取られ、ポニーに乗るにもトロッコ列車乗るにも動物にえさをやるにもとにかく追加で金・金・金がかかるという。しかもどれもたいしたことなくさらにレストランは口コミとは裏腹に高くてクソまずい、子供3人かかえた我が家には金がかかりすぎる。正直もう二度とくるか、、と思っていた場所だった。が、なぜ選んだか。ホームページを見ていたところどうやら私たちが行く1月6日から2月24日までの土曜日限定で「薪使い放題パック5千円」というプランがあるではないか。この5千円の中に4名までのキャンプ場および2日間出入り自由の牧場入場料、薪使い放題などが含まれるという。たとえば大人2人、3歳以上の子供2人の4人家族で計算すると、実質8800円以上かかるものがなんと5千円で利用できる。あの何かと金をむしりとるゆめ牧場が?こんな太っ腹なプランを?しかもここ、チェックインが9時半でチェックアウトが翌17時という、過去最高に滞在期間を長くとれるキャンプ場であった!こ、これは行くしかない!昨夏のリベンジをしに!!冬場はオフシーズンということもあり、こういうお得プランを設けてるキャンプ場も探せばあるのでチェックは欠かせないですな。

 

いざ当日。毎度、キャンプ場に行く前にスーパーに寄り、食材を調達する。旦那はその日飲む酒をスーパーで吟味するのもキャンプの楽しみのひとつであるようだった。この日「これ買っていい?」と聞いてきた酒が一升瓶入りのワインだった。一升瓶・・なんとなく嫌な予感はしたが、酒くらい好きなものを飲ませてやらねばと思い購入した。

キャンプ場は電源付きの区画サイトもあるが、今回私たちが泊まるのはフリーサイト。オフシーズンといえども、そこそこ賑わっていたのは5千円パックプラン初日のせいなのか?それでも十分広々スペースを利用できた。

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力仕事もだいたい任せられるようになったアニキ10歳。だいぶ頼りになる。

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そして徹底的に手伝わない姿勢を貫いてるに~たん、逆にすげーw しかしこんなに~たんでもお友達の家に遊びに行けば誰よりも片付けを率先してやってくれるんだよ、とママ友から言ってもらえたりしてるので、ここは彼女にとってオフの場なんだなと思い、何も言わず。

 

12時すぎに設営が終りさっそく火をおこし昼は焼きそばを作って食べた。カラン、と聞きなれた音がしたのでもしや、と思ったら旦那がグラスに氷を入れ、さっそく家からもってきたウイスキーを飲みはじめた。「俺はことしやるぞー!」と謎のやる気に満ち溢れ息子に相撲をふっかける。

素直に酔っぱらいの相手する10歳児かわいい・・

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そして自分の強さを誇示する39歳児全然かわいくない・・

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ファー!!

この日は牧場に行かずキャンプ場内で遊んだ。このキャンプ場、場内が芝生だけでなく、コンクリートで舗装された部分もあるのでローラースケートやブレイブボードで遊んでいる子もたくさん見かけた。うちも持って行けばよかったな。

日が暮れると子供らに謎のハイテンションスイッチが入る。

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火の神様に捧げる炎の舞

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薪をくべるとシューと音がしていた。湿気を含んでいてなかなか燃えない感じだった。使い放題、といってたが結局放題することなく、2日通し最初にもらった一把で済んだ。

 

そして私の悪い予感は的中した。テント内で私と子供たちは遊んでいたが、ずっと外で酒を飲んでいた旦那が突如七輪をテントに入れだした。

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危ないからやめてよ、と言っても、「俺は可能性をためしたいんだ」と言う。テントに七輪を入れたくらいで火災や中毒の可能性くらいしか思い当たらないが一体この酔っ払いは何がしたいというのだろうか。。子どもらに酔っ払い~酔っ払い~と言われカチンときたらしい旦那が突如かみ砕いた枝豆を飛び散らせながら「オレをただの酔っ払いと思わないでほしい!」と叫びだした。がどっからどう見ても完全なる酔っ払いでありそれ以外の何物でもなく「早く寝ろボケ!!」と一括し、6歳児より早く寝た39歳児であった。やれやれ、、今年は酒の飲みすぎとラーメン大盛を控えて欲しいところ。こうして私にやっと穏やかな夜が訪れた。ふと見ると、来るときに買った一升瓶のワインの中身は消えていた。つづく